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第1話 ▶▶▶
「犬を愛する人のための簡易手引書」
第2話 ▶▶▶
「新しい家族の一員(犬)について、
知っておいてほしい事!」
第3話 ▶▶▶
「ドッグフードについて」
第4話 ▶▶▶
「初めての獣医訪問」
第5話 ▶▶▶
「予防注射」(最終回)
第1話「犬を愛する人のための簡易手引書」
一匹の小さな犬との出会いは、大きな喜びをもたらします。
「犬を飼いたいなあ!」と考えている方の為に、その際に、考慮しなければならない点、そして、どこから、どういった手順で、貴方に合った、そして貴方のご希望の犬を見つけるか、など、ちょっとしたアドバイスをしたいと思います。
犬を飼う前に:
犬の為の貴方の時間は? 子犬から? 成長した犬?。
好みの種類は?
血統書付き純種、楽しい掛け合わせの雑種、犬の特性など。
住まいの空間は?
どの大きさの犬。
お散歩の距離や回数は?
走るのが好きな犬、家の中で遊んでもらう方が好きな犬。
家に小さな子供がいますか?
子供好きな、落ちついた性格の犬。
子犬の時から飼いたいですか?
はじめの数週間、数ヶ月、あらゆる躾けに始まり、一緒に生活してゆく上での規則を教え込まなければなりません。
すでに成長している犬でも良いですか?
今まであまり幸運に恵まれず、暖かい家庭を心待ちにしているあらゆる種類(純種、雑種)、年齢の犬たちが、動物保護ホーム(Tierheim,Tierschutzverein)にいます。
以上の事をまず考慮した上で、どの種の犬が貴方に合っているかを見つけて下さい。
いずれにせよ、子犬に限らず、特に若年の犬は、愛情、根気、そして時間が必要である事を忘れないで下さい。人間の子供とまったく同様です。学ばなければならない事が、いっぱいあります。トイレも最初から外で済ませてくれる訳ではありません。このトイレの躾からはじまり、靴を咬み壊さない事、植木の花をほじくったり、におい付けをする場所を定められなかったり・・・ すべて学ばなければなりません。
次号は、これらの躾けについて、また、市の犬の登録に関してなど、お楽しみに!
文章:Frau Dr.Penner、 翻訳:矢野 聡子
協力: